こんにちは、ねこやまです。
「食後にかゆくなるような気がするけれど、食べ物が関係しているのだろうか?」「貨幣状湿疹を治すためにはどんな食事がいいのだろう?」
こんな疑問を持っていませんか?
体をつくる基本である「食事」。気を付けようとは思いつつ、具体的にどう取り組めばよいか難しく感じている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、貨幣状湿疹を改善するときに気を付けた食事のポイントを解説します。
食べた後にかゆくなる理由
わたしは、食後に湿疹にかゆみが出る事がよくありました。なぜ食後にかゆくなるのか?その理由としては、次のようなものが思いつきました。
- 食事で体温が上がる
- 香辛料が含まれていた
- お酒
- 甘いもの(理由はわからない)
体温が上がるとかゆみが出やすいです。食後は体がぽかぽか温まり、体温が上がります。そのため、湿疹のかゆみを強く感じやすくなるかもしれません。同様にお風呂上りにも、かゆみが出ることが多かったですね。
また、お酒や香辛料の多い料理を食べることもかゆくなっていました。香辛料は、たとえば唐辛子やカレー粉などピリピリとするタイプのものです。かゆみが強く出てしまう場合は、なるべく控えるのがおすすめです。
また、チョコレート、ケーキ、ジュースなど甘いお菓子を食べると、私はとてもかゆくなりました。おそらく、砂糖などの摂り過ぎがよくないのでないかと思います。食べるとかゆくなってしまうので、私はお菓子もやめてしまいました。
(これは私だけかも、平気な方もおられるかもしれません…)
「特定の食品を食べた時に、かゆくなる」という方は、もしかすると…アレルギーがあるかもしれません。貨幣状湿疹の原因のひとつとして、金属アレルギーがあります。
たとえば、ニッケルのアレルギーがある場合に気を付けたい食べ物は……
- チョコレート
- ナッツ類(くるみ・アーモンド・ピーナッツ・ココナッツなど)
- ハト麦・米ぬか
- はまぐり・アサリ・ウニ
参考|岸田こどもクリニック
心当たりがある方は、一度アレルギーテストを受けてみるといいでしょう。
貨幣状湿疹|気を付けていた食事のポイント
「食べた後にかゆくなるのは困る」…とはいえ、食べないわけにはいきません。健康な体を作るためにも、食事はとても大切です。私自身が治療する時に注意していたこと、食事をする上で見直したことなどついてご紹介します。
✔加工品を減らす
レトルト食品、お惣菜などの加工食品は、簡単に食事ができるのでとても便利です。しかし、その一方で、防腐剤などの食品添加物が多く含まれていることが多いです。
購入する前に、原材料を確認して、できるだけ食品添加物の少ないものを選びましょう。
✔小麦・乳製品を控える
- 小麦製品 小麦粉、パン、ケーキ、ピザ、パスタ、ラーメンなど
- 乳製品 牛乳、バター、ヨーグルト、チーズなど
非常によく利用されている食品だと思います。小麦製品には「グルテン」、乳製品には「カゼイン」という成分が含まれているのですが、これらはアレルギーの原因となることがあります。
私は牛乳を飲むと、お腹を下してしまう事がよくあるので、乳製品を控えていました。
✔揚げ物を控える
揚げ物で使われる油、紅花油などの植物油には、「リノール酸」という成分が含まれています。
「リノール酸」の摂り過ぎは、アレルギー・心臓病・ガンなどさまざまな病気を引き起こす原因になると言われています。できるだけ控えたほうが良いでしょう。
それでは、料理にはどんな油を使ったらいいのでしょうか?
おすすめは、オリーブオイルです。オリーブオイルは酸化しにくく、体にもよいと言われています。
✔発酵食品を食べる
発酵食品には乳酸菌などが多く含まれており、腸内環境を整える手助けをしてくれます。
腸内環境の改善と言えば、ヨーグルトを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。しかし、ヨーグルトは乳製品ですのでカゼインアレルギーの方にはおすすめできません。
日本人の腸内環境を整えてくれるのは…
お漬物・味噌・醤油・みりんなど、日本に昔からある発酵食品の方が合うと言われています。
まとめ:貨幣状湿疹のかゆみを抑える食事方法を見つけよう
食べ過ぎに注意しましょう!
「腹八分目に医者要らず」ということわざがあります。食べ過ぎてしまうと、体が必要としている以上の食べ物を消化しなくてはなりません。
消化器官が働きっぱなしの状態になり、体に負担がかかります。食事に気を付けるのはとても大切ですが、同じくらい食べない時間を作るのも大切なことです。
オススメの食材は…野菜、果物、発酵食品!
すごくザックリしていますが、私の場合、野菜、果物、発酵食品、この3つの食べ物は結構食べても、湿疹のかゆみ、悪化が少なかったです。
野菜、果物には、体に必要なビタミン、ミネラルなど多く含まれています。特に、旬の野菜や果物は、新鮮ですし、色んな食材を食べることができ、安く手に入りやすいのでオススメです。
せっかくの楽しい食事の時間も、後から湿疹がかゆくなってしまうのは辛いです。少し意識するだけで、かゆみを抑えることができます。できそうなことから、始めてみましょう。
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