今回は貨幣状湿疹の原因と言われている「乾燥肌」についての記事です。
貨幣状湿疹にかぎらず、乾燥肌になると肌が弱い状態なのでトラブルが起きる可能性も高くなってしまいます。乾燥肌の原因、対策方法などを紹介しています。良かったら参考に読んでみてくださいね。
あなたのお肌は乾燥していますか?
冬になるとどうも乾燥するんです……
乾燥肌に気を付けよう!
「肌がつっぱる感じがする」
「粉が吹いたようになることがある」
「シワやひび割れができやすい」
「化粧がうまくのらない」
上記のような症状がある方は、もしかすると「乾燥肌」かも!?
健康なお肌の表面は、水分や皮脂、保湿成分などがあります。これらがバリアとなって、外からの刺激から守り、水分が失われるのを防いでくれています。
乾燥肌とは、肌のバリア機能がおちてしまっている状態です。水分が失われやすく、刺激を受けやすくなっています。
乾燥肌は身近な肌トラブルのひとつ
しかし、侮るなかれ。乾燥肌は、肌のバリア機能がおちてしまっているため、さまざまな肌トラブルの原因になります。
シミ・シワ・たるみ(聞くだけで怖い…)
たかが乾燥肌と高をくくっていると、かゆみが強くなり、湿疹へと悪化することもあります。“秋から冬にかけて貨幣状湿疹が悪化する”という場合は、乾燥肌が原因かもしれません。
乾燥してしまう原因とは
乾燥肌になってしまう原因とはどのようなものでしょうか。
◎年齢
年齢とともに、お肌を守っている皮脂や保湿成分は少なくなってきます。水分が蒸発しやすくなるため、乾燥してしまいます。
時間よ、止まれ!止められたらいいのに…(笑)
◎季節
秋から冬にかけての季節は、気温が低くなり、空気が乾燥します。
また、夏に受けた紫外線ダメージが出てきたり、暖房器具を長時間使うことも増えてきます。肌が弱りやすい時期と言えるでしょう。
◎紫外線
紫外線によるダメージは、日焼け、シミやシワの原因になるだけでなく乾燥も引き起こします。
乾燥肌の人はお肌のバリア機能がおちてしまっている状態なので、さらに乾燥が進みやすいです。
◎生活習慣
何気なく続けている生活習慣が乾燥を招いている場合があります。
睡眠不足、栄養が偏った食事は、肌のターンオーバーが乱れて、肌のバリア機能の低下を起こします。
また、過度なスキンケアなどでお肌に刺激を与えてしまうことも…。
あきらめないで、乾燥肌は少しの工夫で改善します
年齢、季節の変化、紫外線については、自分自身でコントロールするのは、なかなか難しいです。
しかし、日常生活の中で、何気なくしていることが乾燥肌のもとを作ってしまっているかも!?見直しをすることで、乾燥に負けない肌へ近づくことができます。
今日からできる対策!
毎日の生活の中で、作ってしまっているかもしれない乾燥肌のもと。その習慣と対策についてご紹介します!
✔その1「洗い過ぎに注意!」
入浴時の顔、体の洗い過ぎは、必要以上に皮脂などの保湿成分を肌から奪ってしまうことになります。
ナイロンタオルでゴシゴシ洗う、顔を強くこするはNGです。
綿素材のやわらかいタオルに変える、泡立てネットを使用するなど、できるだけこすらないように気を付けましょう。
また、洗浄力の強すぎる石けん、ボディーソープなどは避け、刺激の弱いものでやさしく洗うようにしましょう。
✔その2「冷暖房器具に注意!」
冷暖房器具は、私たちに快適な空間を作ってくれます。
夏も冬も大活躍しているのはエアコンでしょうか…。「エアコン様はほぼ一年中フル活動している」という方も多いかもしれないですね。
しかし、その一方で空気は乾燥してしまいます。エアコンなどによる乾燥には、「加湿器」が強い味方です!
お持ちの場合は、「加湿器」で湿度を保ちましょう!お持ちでない場合は…温度の設定に気を付ける、洗濯物を干す、植物を置くなどの工夫をすると、乾燥を抑える事ができます。
✔その3「しっかり水分補給!」
水分が体から出ていってしまうのなら、水分補給をしてうるおいを取り戻しましょう!
水分補給は、体の内側から乾燥肌を防ぐ方法です。
飲むものは、「水」がオススメです。こまめに、チビチビ。意識して水を飲んでいると体の乾きも和らぐはずです。
あまり効果が期待できない飲み物は…お茶、コーヒー。
これらには利尿作用があるため、残念ながら、飲んでも体から出ていってしまいます。
リフレッシュなどには良いですが、乾燥肌の対策には「水」を中心に水分補給してみましょう。
私は、水だと物足りなく感じる事があるので、炭酸水もよく飲んでいます。
ペットボトルがたまるのが嫌!という方は、ウォーターサーバーの方がおススメです。
肌にうるおいよ、カムバック!
普段なんとなくしている習慣が、乾燥肌の原因になっていることがあります。
塵も積もれば山となる!チリツモですね。逆に、少し気にかけるだけでも、ジワジワ効果が出てくるとも言えます。
乾燥からお肌を守ることは、お肌のバリア機能を高めることにつながります。強いお肌づくりになりますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。