こんにちは、ねこやまです。
「ひつじが1匹…ひつじが2匹…ひつじが…3匹…ひつじが…」
「眠りたいのに、眠れない」
誰にも眠れない日があります。でも、そんな夜が毎日続いたら参っちゃいますよね。
ましてや、湿疹があると“かゆくて眠れない”という方も多いでしょう。
本記事では、かゆくて眠れない時の対策についてご紹介します。
睡眠=体のメンテナンス時間です
「私たちは、人生のうちの3分の1は眠っている」なんて、耳にしたことがありませんか?私たちが生きていく上で、最も時間をかけていること。それが“睡眠”です。
眠らずに生きていくことはできません。人生の3分の1もの時間を費やさなければいけないほど、私たちにとって“睡眠”は必要なものです。
- 体の疲れがとれる
- 頭がスッキリする
- 肌の状態がいい
「よく眠れたなぁ」という日には、体の調子が良いと感じたことがあるでしょう。眠っている時間は、体全体をメンテナンスする時間、健康を維持するためにも欠かせない時間です。
体に不調がある場合は、なおの事、しっかり睡眠時間を確保したいですよね。
あなたの“睡眠”は足りていますか?
わかっちゃいるけど、眠れません
読者様 「小娘よ。睡眠が大切だってことは、百も千も万も承知だが、眠れん!」
小娘(私)「ででで…ですよね…」
わかっちゃいるけど、眠れない。わかります。
「眠れない理由」は、大きく3つに分けられると思います。
理由1 心理的なもの
悩みがある、不安がある、緊張が続いている、落ち込んでいる…
理由2 体の症状
肌のかゆみ、頭痛、腹痛、ケガの痛み、頻尿、下痢、時差ボケ…
理由3 生活習慣
寝酒、コーヒーなどカフェインを含む飲み物、タバコ、スマホ・パソコンがやめられない
どうでしょう、思い当たるものがありますか?貨幣状湿疹の特徴に、強いかゆみがあります。
おそらく、この記事を読んでいるほとんどの方は、②体の症状「肌のかゆみ」で眠ることができないと悩んでおられるのではないでしょうか。
ここで私のお話をさせていただくと、まさに、私は「かゆくて眠れない人」でした。布団に入って、さぁ今から眠りにつくぞという時、湿疹が妙に気になり出します。
- ついつい、手が伸びてしまって湿疹を触る
- かゆくなる、気になってまた触る、寝付けない
- やっと眠りにつけたと思ったのに、無意識に湿疹をひっかいしまって、夜中目が覚めてしまう
みたいな状態でしたね。その中でも、一番つらかったのは「夜中に目が覚めてしまう」ことでした。一度目が覚めてしまったら最後、しばらくは眠れないのです。
湿疹が悪化していた時は、「眠れないこと」も悩みでした。
眠りやすくなるコツ
眠りたいのに眠れないというのは、とても辛いです。残念ながら、湿疹のかゆみを今すぐに取り去ることはできません。
\かゆみよ消えよ!って言うだけで消えればいいのに/
とはいうものの、できるだけ改善させたいですよネ。眠れない原因が「かゆみ」だとすれば、「かゆみ」が出にくい状態をつくればいいはずです。
そこで、眠る時のかゆみに注目した「眠りやすくなるコツ」をご紹介します。
眠りやすくなるコツは?
コツ1 肌にふれるものに気を付ける
肌着、パジャマ、ふとんのシーツ。
肌にふれるものは、どんなふうに選んでいますか?
デザイン性、素材、それとも保温性でしょうか。
チクチクするものやかゆみを感じるものは、あなたの肌に合っていないかもしれません。
湿疹がある場合は、すこしの刺激に対しても敏感になってしまいがちです。肌にふれるものは刺激になりにくい素材に変えてみましょう。
オススメの素材は「綿」「ガーゼ」です。
肌触りもよく、ふんわりしています。とてもお肌に優しい素材です。また、吸水性、通気性も良いので気持ちよく眠ることができます。
わたしはパジャマに綿のスウェットを使っています。Amazonで見つけたのですが、結構着心地がよくて気に入っています。
コツ2 ぬるめのお風呂につかる
お風呂には、リラックスできるだけでなく、睡眠の“スイッチ”を入れてくれる効果があります。人間は、体温が下がることで睡眠の“スイッチ”が入いるらしいです。
この場合の体温は、体の表面ではなく、体の中の温度のことです。手足などから熱を逃がすことで、体の中の温度が下がり、眠りへと入っていきます。
この手助けをしてくれるのが、「お風呂」です。
湯船につかると、体の中までポカポカ温まります。お風呂でしっかり体温を高くしておけば、その後に体温が下がるタイミングで自然と眠りやすい状態になるというわけです。
温度は38℃から40℃のお湯に、10分を目安につかりましょう。
あついお湯は、肌から必要以上に皮脂などを奪ってしまうので、乾燥肌の原因になります。
また、シャワーだけでは、体の表面は温まっても、体の芯まで温まることが難しいです。ゆるめのお風呂は、かゆみを悪化させることなく、睡眠の”スイッチ”を入れることができます。
コツ3 暖房器具に注意
寒くて眠れない、そんな時、活躍してくれるのが暖房器具です。暖かいけれど…乾燥が気になる…そんな経験はありませんか?
暖房器具は私たちを温めてくれる一方で、空気を乾燥させます。空気だけではありません、私たちの肌の表面の水分も奪ってしまいます。
肌の乾燥は、バリア機能がおちてかゆみが出やすいです。少しの刺激でも、かゆくなってしまうこともあります。
乾燥を防ぐためのポイントは、「時間を決めて使う」と「湿度を保つ」です。
長い時間使えば使うほど、空気は乾燥してしまいます。タイマー機能を使って、つけっぱなしにしない。寝る前だけ寝室を暖めておいて切るなどメリハリをつけて暖房器具を使いましょう。
また、湿度が下がらないようにすれば、乾燥を防ぐことができます。手っ取り早いのは「加湿器」です。濡れたタオルや洗濯物を干すのも良いでしょう。
暖房器具を上手に利用して、グッスリ眠れる快適空間をつくりましょう。