こんにちは、ねこやまです。こんな悩みを持っていませんか?
- 体にできている湿疹が、貨幣状湿疹かもしれない。
- 「貨幣状湿疹」でGoogle検索してみたけど、よく分からない。
- 悪化している状態じゃなくて、初期症状が知りたいなぁ。
貨幣状湿疹の“初期症状”についてご紹介しますよ。
注意:この記事は、筆者の体験をもとにかかれています。貨幣状湿疹の症状の目安としてご覧ください。
貨幣状湿疹…なのか?
「体にできたこの湿疹、なんなの?」
そんな疑問から、あなたはこの記事を読んでいるかもしれません。「湿疹」で画像検索をしてみると、いろんな写真が出てきます。
- 小さなプツプツしたもの、大きく広がっているもの
- 盛り上がっていたり、平らだったり
- 乾燥して固そうなものから、ジュクジュクしたものまで
大きさ、形、色、出ている箇所など、実にさまざまです。同じように見える湿疹でも、違う名前が出てくることもあります。こんなに種類があるのか…と感心するほどです(?)
\結局、自分の体にできた湿疹が何かよくわからない/
頭を抱えてしまっている方も多いかもしれませんね。私自身の体験から、貨幣状湿疹の初期症状だと思われるものについてご紹介します。
貨幣状湿疹の初期症状(私の場合です)
それでは、さっそく貨幣状湿疹の初期症状についてみていきましょう。
と、その前に…。
正直に言いますと、できたばかりの湿疹を貨幣状湿疹かどうか判断するのは、超難しいです(エーッ)
これは、私の体にできた湿疹の写真です。(治療中に、さらに出てきた湿疹の写真です。)
私の貨幣状湿疹は、“ニキビのような湿疹”から始まりました。赤み、かゆみはありましたが、できはじめはジュクジュクすることはありませんでした。
どうですか?ニキビや虫刺されなどと、あまり大きな違いはありません(足にニキビできるのはおかしいけど)まさか、こんな小さな湿疹から大きくなるなんて…ね。思ってもみませんでした。
貨幣状湿疹の初期症状(私の場合です)
- 強いかゆみ
- 赤みがある
- ニキビのような湿疹
- うつらない
写真をみてお察しの通り、初期症状だけでは決定打となるような特徴はないですよね…。「あれ?何かできてる。虫に刺されたのかな?」ぐらいな感じです。
次に、「貨幣状湿疹の特徴」について挙げてみましょう。
貨幣状湿疹の特徴
- 円形に広がっていく
- 足のすね、腕などにできやすい
- 肌の乾燥が原因になることが多い
- 冬に悪化しやすい
- うつらない
- かゆみが強い
- ジュクジュクしている
- かさぶたのように盛り上がり、固くなる
貨幣状湿疹の一番の特徴は、円形に広がっていくことです。名前のとおり、お金のコイン(貨幣)のように広がっていきます。
とはいうものの、円状に広がっていくのは、湿疹が悪化していく過程で確認できるものです。湿疹がひどくなってしまう前に、確認したいですよね。病院で診断してもらうのが一番早いです。しかし、できれば病院に行きたくないという人も中にはいるでしょう。
そこで、貨幣状湿疹の特徴から、ポイントになりそうな点についてまとめてみました。
ポイント1 どこにできているか?
貨幣状湿疹は乾燥が原因となることが多いと言われています。そのため、足のすね、腕、手など体の中でも乾燥しやすい部位にできることが多い。また、服などとこすれやすいところもできやすいと思います。
ポイント2 できやすい季節はいつ?
秋から冬にかけて、が多いようです。肌が乾燥しやすい季節ですね。
ポイント3 湿疹がうつることはある?
うつりません。家族や周りの人にうつることはないです。
ポイント4 貨幣のように丸く広がっている
円形、楕円形に広がっていきます。
ポイント5 強いかゆみがある
強いかゆみがある場合、貨幣状湿疹の可能性が高いです。
どうでしょうか?当てはまるポイントがありましたか?できたばかりの湿疹は、なかなか「コレだ!」と判断するのは難しいです。
あくまで、目安にしかならないかもしれませんが、良かったら参考にしてみてください。
貨幣状湿疹と間違えやすい湿疹
Googleで画像検索した時に、貨幣状湿疹にソックリの湿疹が出てきました。足がか~ゆくなるアレです。そう、「水虫」(白癬)です。
水虫は、白癬菌というカビが足に広がってしまうことで引き起こされます。このカビが足ではなく体に広がってしまった時、貨幣状湿疹と非常によく似た湿疹になるようです。
体にできた場合は、水虫ではなくて「体部白癬」「ぜにたむし」と呼ばれています。
私は幸運にも?水虫になったことはありませんが、画像をみるかぎりでは本当に貨幣状湿疹とソックリです。
似ているポイント
- 円状に広がる
- 強いかゆみ
- 治りづらい
その一方で、貨幣状湿疹と違う点もあります。
違うポイント1 人にうつる
残念ながら、白癬は人にうつります(><)あなたの湿疹が家族や周りの人にうつっていたら、それは貨幣状湿疹ではないです。 動物からうつることもあるようです。
違うポイント2 ステロイドは効かない
白癬菌というカビが体に広がって悪さをしているので、治療にはカビを倒す抗真菌薬が使われます。ステロイドを使うと、逆にカビの勢いが増して悪化してしまいます。
違うポイント3 梅雨から夏にかけて悪化しやすい
白癬菌はカビなので、ジメジメした所で増えていきます。ですので、高温多湿な梅雨から夏にかけて悪化しやすいです。貨幣状湿疹は、乾燥が原因になることが多い為、秋から冬にかけて悪化しやすいです。
違うポイント4 乾燥させると悪化しにくい
違うポイント3で出てきたように、白癬菌はジメジメしたところで増えやすいです。
つまり、乾燥に弱いということ。体を清潔にして、しっかり乾燥させることが大切です。貨幣状湿疹は、乾燥させると悪化しやすいですよ。
なお、貨幣状湿疹も清潔するのは同じく大切です。
貨幣状湿疹と白癬の違いを比べてみました。体のできやすい場所、人にうつるかというところが大きな違いですね。
ただし、見た目がよく似ているので、パッとみただけでは判断するのは難しいと思います。不安な方は、自己判断せずに、病院でカビ(白癬菌)がいるか検査してもらいましょう。
以上、貨幣状湿疹の初期症状についてご紹介しました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました
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