こんにちは、ねこやまです。
わたしは、以前「貨幣状湿疹」で悩んでいました。 「貨幣状湿疹」についての情報を集めたくて、インターネットで検索するのですが、何だかピンとこない……。
言葉の説明から、病院、薬局、民間療法の紹介などなど。情報はたくさんあるけれど、宣伝なども多いし・・・。「どの情報が本当かよくわからない!」と困っていたことがありました(遠い目)
そこで、自分の体験をもとに「貨幣状湿疹の特徴」をまとめるページを作ってみました。
それでは、「貨幣状湿疹」の5つの特徴をご紹介します。
貨幣状湿疹5つの特徴
貨幣状湿疹の特徴は、大きく分けて5つあります。
- 貨幣のような丸い形に広がる
- 原因がはっきりと分かっていない
- 強いかゆみがある
- 他人にうつらない
- 自家感作性皮膚炎になることがある
ひとつずつ、詳しくみてみましょう。
貨幣のような丸い形に広がる
貨幣状湿疹の形は、貨幣状。つまり、コインのような丸いの形をしています。小さな湿疹から、まるく大きく広がっていきます。
円の外側はブツブツ、ジュクジュクしていますが、内側は平らで乾いている部分もあります。はじめは足にできる場合が多いようです。
私の場合も右足からはじまり、丸くコインのようになりました。
原因がはっきりと分かっていない
貨幣状湿疹の原因として、「肌の乾燥」「アレルギー」「細菌やウイルスの感染」などがあると言われています。
しかし、どのようにして湿疹ができてしまうのか?という点は複雑でハッキリとはわからない場合が多いようです・・・。「原因不明」と言われるのが一番困ってしまいますよね。
私自身が思い当たるのは、「睡眠不足」と「乾燥肌」、「ストレス」、「便秘」でしょうか。うーん、なんだかどれも関係あったような気がします。
強いかゆみがある
個人差があるとは思いますが、貨幣状湿疹はとてもかゆいです!
強いかゆみがありました。虫刺されや、ちょっとした湿疹とは比べ物にならないくらい、かゆかった。わたしは…湿疹の中でも最強クラスなのではないかと思っております。
一度触ってしまうと、ますます痒みが強くなります。夜中眠っている間にかいてしまい、目が覚めることが度々ありました。
湿疹をひっかいてしまうと、必ず悪化します。強いかゆみとどのように付き合っていくかかが肝かもしれません。
他人にうつらない
貨幣状湿疹は、他人にうつることはありません。
ジュクジュクとした黄色い汁が出たり、赤くなっていたりするので「家族など一緒に生活している人にうつしてしまうのではないか」と心配されている方もいるかもしれませんね。
大丈夫です。うつりません。
湿疹を触ったことで、ご自身の体の他の箇所にうつったり、ご家族などにうつることはないのでご心配なく・・・。
ただし、貨幣状湿疹と似ている他の肌の病気もあります。水虫と呼ばれている「白癬」はうつる病気なのでご注意ください。
貨幣状湿疹の初期症状については、こちらの記事がおすすめです。
自家感作性皮膚炎になることがある
貨幣状湿疹がひどくなると、自家感作性皮膚炎を引き起こすことがあります。
自家感作性皮膚炎とは・・・
- 原因となる湿疹などが悪化することにより、アレルギー反応が起こり、全身に小さな湿疹が広がる
- 強いかゆみ
- 原因となる湿疹の治療をすると改善する
- 左右対称に出てくることが多い
じつは、わたしも自家感作性皮膚炎になりました。貨幣状湿疹のほかには、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、やけどなどが原因になるようです。
つぎの写真は、腕にでてきた自家感作性皮膚炎です。
左腕と右腕、両方に出てきました。どちらも、だいたい同じ場所にぽつぽつ出てきています。
自家感作性皮膚炎を治すためには、元となるもの、つまり、貨幣状湿疹を治すことが必要になります。自家感作性皮膚炎になった時のことは、下の記事にまとめています。
まとめ
今回は、貨幣状湿疹の特徴についてでした。もう一度確認すると…
- 貨幣のような丸い形に広がる
- 原因がはっきりと分かっていない
- 強いかゆみがある
- 他人にうつらない
- 自家感作性皮膚炎になることがある
ざっくりとご紹介しました。参考していただけると、うれしいです。
貨幣状湿疹は、ひっかいて傷つけてしまうと、さらに悪化する場合が多いです。貨幣状湿疹の悪化から、自家感作性皮膚炎になる可能性もあるので、できるだけ早めに治したいところです。
もっと「湿疹の画像」を確認したいという方は、下の記事にも私の湿疹の写真をのせていますのでご覧ください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。