こんにちは、ねこやまです。この記事を読んで下さっている方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
リバウンドって何?どんな症状が出るの?貨幣状湿疹が治るまでにどれくらいの期間がかかる?
実は、私もリバウンドを経験しました。
今回は、筆者が体験したリバウンドについてご紹介します。
【注意】この記事は、筆者の体験から書かれています。症状の変化などについて人によって違いがあると思いますので、こんなケースがあるのかと参考にしていだたけると嬉しいです。※貨幣状湿疹の写真が出てきます。
ステロイド治療の体験談についてはこちらをご覧ください!
リバウンドとはなにか?
リバウンドとは・・・ステロイドを長い間使ったあとで、やめると出てくる症状
ステロイド外用薬離脱、脱ステロイドによるリバウンド症状とは、長期的に頻繁にステロイド外用薬を使用した後、使用を中止する(離脱する)ことで生じる皮膚症状の増悪である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステロイド薬は、使っている間症状を抑えてくれています。まだ体の調子が整っていない状態で薬を使うのをやめてしまうと、押さえていた薬がなくなるため、リバウンドとして出てくるのですね。
つまり、めっちゃ悪化するかもよってことです。
ここからは私の体験談です。貨幣状湿疹の治療中に通っている皮膚科の先生に「この薬を使い終わったらやめてもいいよ」と言われました。そこで、薬を使い切りやめたのですが、また湿疹が出てきてしまったんですね。しかし、ステロイドに対する不安感、先生に対する不信感もあったので自分の判断でそのまま使うのやめました。
リバウンド1か月目は悪化するばかりでした
リバウンドマジキツイ★
薬をやめてから1か月ほどは症状がどんどん悪化しました。食事に気を付けてみたり、早めに寝床に付いたりと、体に良さそうな生活を心がけていましたが、ちっとも効果がない(ように感じた)
薬をやめてから1か月ほどが一番キツかったです。猛烈な症状に襲われ、心がボッキボキに折れて粉々になりましたね・・・ (´;Д;`)
具体的には、下記のような症状が出てきました。
ステロイドの薬をやめてから出てきた症状
・貨幣状湿疹が再発・悪化
・自家感作性皮膚炎が爆発!首、腕、足、お腹、背中など全身に広がっていく
・自家感作性皮膚炎が貨幣状湿疹のようになり広がってくる
・貨幣状湿疹から浸出液が出てジュクジュクに、髪や枕・服にはりつく
・頭皮にも湿疹ができる、脂漏性皮膚炎?
・その他、蕁麻疹、肌の乾燥、口角炎、ニキビなど
貨幣状湿疹が悪化するだけではなく、蕁麻疹、口角炎など今までなかったような症状も出ていました。次々と症状が出てくるのが怖くなってきて 、ステロイドの薬を使ったほうがいいのか・・・と、心が揺らいだりしていました。
リバウンドが落ち着くまでの症状の変化
3か月を越えた頃から、少しずつ治まってきました。体のバランスがマイナスからプラスへ変わっていくような感じです。体の回復には、時間がかかるようです。
症状の変化を記録しようと写真を撮っていましたので、ご参考に・・・。
当時は、自分自身のためだけに撮っていたので、少し見にくいかもしれませんがご了承ください。
症状の変化と写真
リバウンドが落ち着いてからの症状、写真
続いて、体全体の症状が落ち着いてからの写真を載せておきます。
湿疹のあったところが茶色く色素沈着しているところもありますが、少しずつ薄くなってきています。部分的に悪化したりはするものの、全体的に少しずつ回復に向かいました。湿疹全体が落ち着くまでは6か月かかりました。
体の症状が落ち着くまで、とても時間がかかった
体の湿疹がいっぺんに良くなるのではなく、部分的に良くなったり悪化したりを繰り返しました。悪化・改善の波が交互にやってくるような感じです。
大切なのは、薬がなくても症状が治まるような体の状態にすること。しかし、これはすぐに変えられるものではなく、日々の積み重ねによって少しずつ変わっていくように思いました。
しかし、リバウンドで症状が悪化すると不安になりがちです。特に、ステロイドをやめた直後は、激しい悪化に襲われます。もし、身近に信頼できる病院などがあれば、相談しながら治療を進めるほうがいいのかもしれません。
貨幣状湿疹の原因ははっきりとは解明されていませんが、自分の体に合うもの合わないものを探っていくことが大切なのではないかと思います。